SDGsアクション
「 美 味 し い 」 を つ く り 続けるために。大麦・ ホップの新品種開発と 実用化を目指して
「温室効果ガスの増加」→「気候変動」→「温暖化による影響」が危惧される中で、脱炭素の取組みを強化し排出を抑制する 緩和 の活動と、原料づくりの取組みで被害を回避・軽減する 適応 の活動を進めています。
緩和については、生産拠点での二酸化炭素排出削減、軽量瓶の導入など容器包装における環境負荷軽減など様々な取組みを実施。
適応については、気温上昇や異常気象(台風・洪水・干ばつ等)などによる原料調達への影響が想定されるため、これまでの原料研究の成果を活用し、気候変動に対応可能な大麦・ホップの新品種を開発し、2035年までに国内の実用化を目指しています。
実現に当たっては、サッポロビール原料開発研究所が中心となり、国内外の大学や研究機関、サプライヤーと連携していきます。
リソースを活かした 地域貢献。 創業の地、北海道の 挑戦者を「乾杯」で応援
私たちが目指すのは、事業のリソースや強みを活かして、ゆかりある地域の皆さんと価値創造や生産者支援、地域活性化を実
現することです。
自治体や大学など、延べ60件超の連携協定を締結し、一過性で終わらない活動をしています。
創業の地・北海道では、「ふるさとのために、何ができるだろ
う?」をスローガンに行政とも連携。
活動の一つ「ほっとけないどう」は、北海道で新たにチャレンジをしたい「挑戦者」を募り、その活動を応援したい人が缶ビールなど対象のドリンクを購入することで資金協力で
きるというものです。
これまで約50名の「挑戦者」を支援※し、コロナ禍においては
売上の一部を新型コロナウイルス感染拡大により北海道庁で設立された基金「エールを北の医療へ!」に寄付しました。
※2021年9月時点
一人ひとりの挑戦と スピーディな成長を応援 新人事制度や施策を 続々導入
当社では社員一人ひとりがビジョン「誰かの、いちばん星であれ」を胸に、経営理念の実現を目指しています。
そのための挑戦とスピーディな成長を後押しする、新人事制度や施
策を2020年以降導入。
例えば「ストレッチゴール」は、自らチャレンジングなゴールと実現するためのプロセスを考え、会社が応援し評価する仕組みです。2021年1月からは、社外での挑戦による個人の成長や仕事への相乗効果を期待し、副業を解禁。
専門知識と情報発信力を高めるためにビアジャーナリストとして活
動を始めた人、飲食店への販促ツールなどの提案力強化を目指してイラストレーターとして腕を磨き始めた人、スキルアップのために資格を活かして社外で1on1を行っている人など50名以上(2021年9月時点)が活用しています。